アガサ・クリスティ作の長編ミステリー小説『復讐の女神』のあらすじ、登場人物、感想、クチコミ評価について紹介します。
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作品情報
『復讐の女神』はアガサ・クリスティの長編ミステリー小説です。
なお、本作は『カリブ海の秘密』の後日譚となっているので、先に『カリブ海の秘密』を読むことをオススメします。
発表年 | 1971年 |
原題 | Nemesis |
シリーズ | ミス・マープル |
ジャンル | フーダニット |
あらすじ
かつて『カリブ海の秘密』で事件解決のため協力し合った富豪・ラフィール氏の死去を新聞で知ったミス・マープル。
そんな彼女の元に、ラフィール氏の弁護士から手紙が送られてくる。
ラフィール氏は、マープルに遺産の一部を譲ると遺言していた。
しかし、それは『ある謎を解いて欲しい』という条件付きの内容だった。
そうして何もわからぬまま、生前ラフィール氏が手配した古い館と庭園めぐりのツアーに参加するマープルの前に、ラフィール氏から頼まれたという人物が現れる…。
登場人物
『バートラム・ホテルにて』の登場人物一覧(登場順)です。
ミス・マープル | 主人公 |
ジェースン・ラフィール | 富豪、マープルの知人 『カリブ海の秘密』に登場 |
エスター・ウォルターズ | ラフィール氏の元秘書 『カリブ海の秘密』に登場 |
ワンステッド教授 | ツアー参加者(もじゃもじゃ眉毛) |
キャスパー氏 | ツアー参加者(外国人) |
ライズリー・ポーター夫人 | ツアー参加者(ボス的婦人) |
ジョアナ・クロフォード | ツアー参加者、ポーター夫人の姪 |
エムリン・プライス | ツアー参加者(青年) |
ミス・ラムリー | ツアー参加者(老嬢) |
ミス・ベンサム | ツアー参加者(老嬢) |
ミス・クック | ツアー参加者(中年の婦人) |
ミス・バロー | ツアー参加者(中年の婦人) |
ミス・エリザベス・テンプル | ツアー参加者(元校長) |
クロチルド | 旧領主邸の長女 |
ラヴィニア・グリン | 旧領主邸の次女 |
アンシア | 旧領主邸の三女 |
マイクル・ラフィール | ラフィールの息子 |
ヴェリティ・ハント | マイクルの婚約者 |
ノラ・ブロード | 行方不明の娘 |
感想・クチコミ・評判まとめ
・ 全編にわたりマープルが大活躍
・真犯人との直接対決
感想
※ネタバレの内容を含みますので未読の方はお気を付けください。
マープルシリーズは、この次に出版された『スリーピング・マーダー』が順番的には最後ですが、『スリーピング~』が実際に執筆されたのは1943年なので、
実質的にアガサ・クリスティが最後に執筆したマープル・シリーズは本作『復讐の女神』だそうです。
『カリブ海の秘密』でマープルと名コンビだったラフィール氏が登場します。
と言っても、彼はすでに故人となっており、彼の遺した謎をマープルが解いてゆくという、なかなか面白い構成の話でした。
最晩年になっても、こうして新しい趣向の物語を生み出すことが出来るクリスティの凄さを感じずにはいられません。
さて、本作では庭いじりも禁止されるほど老いて弱っているマープルが、イギリス国内の邸宅と庭園を巡る豪華バスツアーに参加します。
マープルの言葉遣いが気になり、推理をじっくり楽しむことが出来ませんでした。
まとめ
アガサ・クリスティーの長編ミステリー小説『復讐の手紙』をご紹介しました。
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