3年使ってわかったFireTVStickのメリット&デメリット

アイキャッチ_FireTVStick
スポンサーリンク


最近のテレビは「スマートテレビ」と言って、主要なYoutubeやNETFLIXなどの動画配信サービスをテレビ画面に映し出すことが出来ます。

しかし、まだ古いテレビが現役という方でも、Amazonが販売するFireTVStickを使ってYoutubeなどをいまお使いのテレビの大きな画面に映すことができるのをご存じでしょうか?
高いお金を払って新しいテレビを買わなくても数千円でYoutubeやhuluがテレビ画面で見られるようになったらうれしいですよね。

本記事では、筆者が実際に「FireTVStick」を3年間使ってみてわかったメリットとデメリット及び機種ごとの違いや選び方などをご紹介します。

FireTVStickのホーム画面




Youtubeでもサブスクで見られるオススメ映画を紹介しています!

最新の配信情報やミステリーやどんでん返し特集など、テーマ毎のオススメ映画が知りたい方は是非Youtubeもチェックしてみてください。



FireTVStickとは


「Fire TV Stickファイヤー・ティービー・スティック)」はAmazonが販売するストリーミングデバイスです。

「ストリーミングデバイス」は簡単に言うとNETFLIXなどの動画配信サービスをテレビ画面に映して視聴できるようにする機器で、USBのようにテレビに挿し込んで使います。

Amazonプライム会員でないと使えないと勘違いされている方がたまにいますが、Amazonプライム会員でなくても使えます。筆者もAmazonプライム会員ではありません。


<SNS上での購入者のクチコミ>


スポンサーリンク

FireTVStick の使い方


①NETFLIXやYoutubeをテレビ画面に映す

Fire TV Stickの一番ポピュラーな用途は、ネットフリックスやYoutubeなどのインターネット動画配信サービスをテレビの画面に映すことです。

Fire TV Stickに対応している動画配信サービスの一部をご紹介します。
有料サービスだけでなく無料の動画配信サービスにも対応しています。

<対応している動画サービス一覧>

動画配信サービス(有料)
・Amazonプライム・ビデオ
・Netflix(ネットフリックス)
・Hulu(フールー)
・U-NEXT(ユーネクスト)
・Disney+(ディズニー プラス)
・DAZN(ダゾーン)
・TELASA(テラサ)
など

動画配信サービス(無料)
・YouTube(ユーチューブ)
・GYAO!(ギャオ)
・ABEMA(アベマ)
・TVer(ティーバー)


②その他の使い方

FireTVStickは動画を映すほかに、音楽を流すスマートフォンで撮影した写真をテレビに映す、等の幅広い使い方があります。
スマートフォンで撮影した写真や動画を FireTVStick を使ってテレビ画面に映すと、画面が大きいので見やすいですし、大人数で一緒に見られるのでとてもオススメの使い方です。

FireTVStickを利用するために必要な環境


Fire TV Stickを利用するために必要なのはHDMIの差込口が付いたテレビとWiFi環境だけです。

・HDMI端子付のTV


型の古いテレビだとHDMI端子が付いていないので、FireTVStickを購入する前に必ず確認しましょう。

FireTVStick の種類と選び方

どれを買えばいいかよくわからないという方に、FireTVStickの種類と選び方をご紹介していきます。


① 種類
2021年12月現在、アマゾンで販売されているFire TV Stickは通常モデルと4K対応モデルの2種類あります。
通常モデルが4,980円、4Kモデルが6,980円で価格差は2,000円です(SALE時を除く)。

FireTVStick_商品画像
通常モデル:Fire TV Stick


FireTVStick4KMax_商品画像
4K対応モデル:Fire TV Stick 4K MAX


 

FireTVStick(第3世代)

FireTVStick 4K MAX

価格

4,980円

6,980円

発売日

2020年9月30日

2021年10月7日

映像

最大1080p (HD)
HDR
HDR10+
HLG

4K Ultra HD
HDR
HDR10+
HLG
HDR10
Dolby Vision

オーディオDolby AtmosDolby Atmos
Wi-Fi 6対応-


② 選び方

通常モデル(4980円)と4K対応モデル(6980円)のどちらを選んでも、対応している動画配信サービスは同じです。

主な違いは以下のとおりです。

① 4K画質対応

通常モデルは4K画像に対応していません。4Kテレビを持っていて(もしくは購入する予定があって)、4K動画を観たい方は4K対応モデルの「 Fire TV Stick 4K MAX 」を選びましょう。

ただし、4K動画はまだまだ数が少ないので注意が必要です。
2021年12月時点で4K動画を配信しているのはAmazonプライムビデオ、NETFLIX、U-NEXTですが配信中の作品のうちすべてが4K対応動画というわけではないので注意が必要です。
4K対応動画は一番多いAmazonプライムビデオでも数百種類程度で、選択肢が非常に少ない状態です。

また、私が契約しているNetflix(ネットフリックス)では、4K動画を観るには一番料金の高い「プレミアムプラン」を契約しなければならないなどハードルが高いのが現状です。

② 処理速度

「Fire TV Stick 4K MAX」の方が通常モデルよりも処理速度が速くサクサク動きます。価格差が2,000円程度なら少しでも速く動く方がいいという方は Fire TV Stick 4K MAX を選ぶとよいでしょう。


Fire TV Stick 4K MAX のSNS上でのクチコミ・評判

FireTVStickを安く買う方法


Amazonで1年に1度開催されるプライムデーや、毎月のタイムセール祭りでFireTVStickが割引になったり、場合によっては半額で販売される事があります。

FireTVStick の設定方法

画像出典元 Amazon

設定というほどのものではなく、片方をテレビのHDMI端子に、もう片方をコンセントに挿すだけです。

メリット


大画面で観られること意外に、機械に疎いアラサー筆者が3年間使って気がついたFireTVStickのメリットをご紹介します。
なお、私が使用しているのは少し古いFireTVStick(第2世代)です。

複数人で動画を見るのに圧倒的に便利
FireTVStickを購入する前はスマホやiPadで動画を観ていましたが、画面が小さいので二人で一緒に見るのは少し大変でした。
誰かと一緒に見ることが多い人は買って損はないでしょう。

自宅以外でも差し込むだけで使える
我が家では旅行や出張先のホテルにもFire TV Stickを持って行って使っています。地方だとテレビのチャンネルが少なかったりするのでYoutubeでニュースを流したり、温泉上がりに部屋で缶ビールを飲みながらのんびり映画を観たりしています。

FireTVStickは小さくて軽いので大した荷物にもなりませんし、ログインIDやユーザ情報も一度設定すれば、再入力しなくてもそのまま使うことができます。テレビのHDMI端子にFire TV Stickを差し込むだけですぐに動画が観られるので面倒くさがりな私でも出来ました。
今まで10回くらい国内の色々なホテルや温泉旅館に持って行きましたが使えない場所は今のところありませんでした。

意外と年配の人にもオススメ
両親やおじいちゃんおばあちゃんへプレゼントするととっても喜ばれます。

スマホを使いながら動画を観られる
映画は集中して観る!という人には怒られてしまいそうですが、私は映画を視聴しながら気になったことや感想をスマホでメモしたいので、スマホとは別のデバイスで観られるのは地味に便利でした。

リモコンが壊れても大丈夫
リモコンが小さくて軽いのはメリットでもあるのですが、テレビのリモコンと比べるとなんだか頼りなく、リモコンが壊れたり、無くしたりしたら使えないのでは…?という点を一番心配していました。
しかし、テレビのリモコンでもFire TV Stickの操作ができることに気がついて心配が解消しました。音声認識機能は使えませんが、テーブルの上に色々なスッキリするので我が家ではテレビのリモコンのみ使用しています。
なお、音声認識機能が使いたいという方はリモコンのみを購入することも可能です。

・宅トレに便利

デメリット

筆者が3年間使って気がついたデメリットをご紹介します。

スマートテレビと機能が重複した

テレビのリモコン

最近のテレビは「スマートテレビ」と言ってインターネットに接続できるように最初から作られていて、Fire TV Stickが無くてもYoutubeやNETFLIXなど大半の動画配信サービスを観ることができます。
我が家の新しいテレビ(TOSHIBAのレグザ)もNETFLIXやYoutubeなどメジャーな動画配信サービスは一通り対応していました。
しかし、スマートテレビでも非対応の動画配信サービスは見ることができません。よく見るABEMA(アベマ)は非対応だったので引き続き Fire TV Stickを使用しています。


たまにバグる
映像は通常通りのスピードなのに音声だけ早送りのになってしまうという事象がなんどか起こりました。
壊れた…!と思いましたがFire TV Stickを一旦テレビから抜いてまた差し込むという原始的な方法で元通りになるので我が家ではそのように対処しています。
ここ数か月はこのような現象が起きていないのでアップデートで修正された可能性もあります。

こんな人はFire TV Stick不要

スマートテレビを持っている
テレビの機種によっては一部の動画配信サービスに対応していない場合もありますが、YoutubeやNETFLIXはほぼ全てのスマートテレビで対応しています。
スマートテレビよりもFire TV Stickの方が起動時などのスピードが早いといったちょっとしたメリットはありますが、マイナーな動画配信サービスを利用している場合以外はわざわざFireTVStickを購入する必要はありません。

動画を見る習慣がない
あっという間に時間が過ぎてしまうので、時間を持て余して暇でしょうがないという方以外はわざわざ動画を見る習慣を付けない方がいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?Fire TV Stickの購入を検討している方のお役に立てれば幸いです。

たった数千円でおうち時間が格段に充実するので、映画好きの方には特におすすめです。
Fire TV Stickを購入して、毎日の生活にちょっとした贅沢を取り入れてみてはいかがでしょうか。