アガサ・クリスティ作の長編ミステリー小説『パディントン発4時50分』のあらすじ、登場人物、感想、クチコミ評価についてまとめています。
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作品情報
『パディントン発4時50分』はアガサ・クリスティの長編推理小説です。
発表年 | 1957年 |
原題 | 4.50 from Paddington |
シリーズ | ミス・マープルシリーズ |
ジャンル | フーダニット |
あらすじ
パディントン駅発4時50分の列車に乗ったマギリカディ夫人は、隣の線路を並走する列車の中で、男が女の首を絞めて殺している現場を目撃する。
すぐに車掌に訴えるも相手にしてもらえず、ミス・マープルに相談する。
翌日の朝刊にもそれらしき記事は見当たらず、2人で警察に相談するが、警察の捜査では列車内はおろか線路周辺でも死体は発見されなかった。
ミス・マープルは、殺人犯は列車内で絞殺した死体を列車から投げ落としたのではと考え、地図からその場所であると推理する。死体を捜すため、旧知の家政婦のルーシー・アイルズバロウをクラッケンソープ家に潜り込ませる。
登場人物
『パディントン発4時50分』の登場人物一覧(登場順)です。
ミス・マープル | 主人公 セントメアリミード村の住人 |
ミセス・マギリカディ | マープルの友人、事件の目撃者 |
レナード青年 | 牧師夫婦の息子 |
デイヴッド・ウエスト | レイモンドの息子 |
ミス・ルーシー・アイルズバロウ | オックスフォード卒のスーパー家政婦 |
ミスタ―・クラッケンソープ | クラッケンソープ家の当主 ラザフォード・ホールに住む |
エマ・クラッケンソープ | 長女 父と共にラザフォード・ホールに住む |
エドマンド・クラッケンソープ | 長男(故人) |
セドリック・クラッケンソープ | 次男、画家 |
ハロルド・クラッケンソープ | 三男、シティで働くエリート |
アルフレッド・クラッケンソープ | 四男、怪し気な仕事をしている |
イーディス・クラッケンソープ | 次女(故人) |
ブライアン・イーストリー | イーディスの夫 |
アレグザンダー・イーストリー | イーディスとブライアンの子 |
ドクター・クインパー | クラッケンソープ老人の主治医 |
クラドック | スコットランド・ヤードの刑事 |
ジェイムズ・ストッタード=ウエスト | アレクサンダーの学校の友人 |
ストッタード=ウエスト夫人 | ジェイムズの母 |
感想・クチコミ・評判まとめ
・冒頭から惹きつけられる設定
・手掛かりが明示されないので本格推理とは言えない
・作品中の手がかりから犯人を導き出すのは不可能
・ルーシーのモテっぷりが楽しい
・才色兼備のルーシーが活躍
感想
※ネタバレの内容を含みますので未読の方はお気を付けください。
並走する電車から殺人を目撃するという、ドラマチックな導入部分が印象的な作品です。
タイトルからするといわゆる "時刻表トリック" のような展開を予想しますが、事件はその後「あるはずの死体が見つからない」という前代未聞の状況に発展していきます。
『予告殺人』で初登場したクラドック警部や、『牧師館の殺人』の牧師夫婦の子やマープルの甥・レイモンドの子が登場する、マープルファンには嬉しい作品です。
まとめ
『パディントン発4時50分』をご紹介しました。
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