マープル③「動く指」のあらすじ&登場人物と感想や口コミ

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アガサ・クリスティ作の長編ミステリー小説『動く指』のあらすじ、登場人物、感想、クチコミ評価について紹介します。

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作品情報

『動く指』はアガサ・クリスティの長編ミステリー小説です。

本作はクリスティ自身のお気に入り作品10作のうちのひとつに挙げられており、クリスティファンなら外せない1冊です。

発表年1942年
原題The Moving Finger
シリーズミス・マープル
ジャンル安楽椅子探偵
傷痍軍人のバートンが療養のために妹とその村に居を構えてまもなく、悪意と中傷に満ちた匿名の手紙が住民に無差別に届けられた。陰口、噂話、疑心暗鬼が村全体を覆い、やがて名士の夫人が服毒自殺を遂げた。不気味な匿名の手紙の背後に隠された事件の真相とは?ミス・マープルが若い二人の探偵指南役を務める。内容(「BOOK」データベースより)


あらすじ

怪我の療養のため、妹を連れ静かな村に滞在中の主人公・ジェリー。
しかし、平和なはずの村では悪意に満ちた匿名の手紙が横行。
人々は疑心暗鬼に陥っていた。

そんな中、ついに中傷を苦に自ら命を絶つ者まで…。
手紙の犯人は誰なのか?

思わぬ事件の真相とは。

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登場人物

『動く指』の登場人物一覧(登場順)です。

ジェリー・バートン傷痍軍人、語り手
ジョアナ・バートンジェリーの妹
(陽気で美しい)
ミス・エミリー・バートンリトル・ファーズの家主
(こぎれいなおばあさん)
オーエン・グリフィス医師
ミーガン・ハンターシミントン弁護士の継子、20歳
リチャード・シミントン弁護士
モナ・シミントンディックの妻、ミーガンの母
ミス・エメ・グリフィスグリフィス医師の妹
パイ氏骨董集めが趣味
(ぶくぶく太った小柄な男)
エルシー・ホーランドシミントン家の家庭教師
ナッシュ警視刑事
デイン・カルスロップ夫人牧師の妻
アグネス・ウォデルシミントン家のメイド
ローズシミントン家のコック
ミス・マープル主人公


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感想・クチコミ・評判まとめ

・ 恋愛要素もあって面白い
・ なかなか事件が起こらないパターン
・ ミス・マープルの出番が少なく物足りない
・ 原文だとより楽しめそう
・ 個性的な登場人物が多く魅力的


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感想

※ネタバレの内容を含みますので未読の方はお気を付けください。

アガサ・クリスティ本人もお気に入りの作品だったようですが、
恋愛要素もあり、どちらかというと女性読者からの人気が高そうです。
ミス・マープルは終盤まで登場しないので、マープルファンはちょっとがっかりかもしれません。

そんな本書の語り手は大けがをして療養中のイケメン軍人さん。
しかもかなりのお金持ちのようです。
そんな彼の恋のお相手は意外な人物…

ミーガンをロンドンに連れて行って素敵なレディに仕立て上げる場面は『プリティ・ウーマン』のようなシンデレラストーリーでした。


一方、匿名の手紙事件の方は誰もかれもが怪しく、最後まで全く犯人がわかりませんでした。
犯人以外の主要な登場人物は一通り疑ったのですが、なぜか真犯人は容疑者候補にも挙げられず…
これまで60冊以上のクリスティー作品を読んできましたが、「まだその手があったか」という感じで毎回騙されてしまいます。

 


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まとめ

アガサ・クリスティーの長編ミステリー小説『動く指』をご紹介しました。

傷痍軍人のバートンが療養のために妹とその村に居を構えてまもなく、悪意と中傷に満ちた匿名の手紙が住民に無差別に届けられた。陰口、噂話、疑心暗鬼が村全体を覆い、やがて名士の夫人が服毒自殺を遂げた。不気味な匿名の手紙の背後に隠された事件の真相とは?ミス・マープルが若い二人の探偵指南役を務める。内容(「BOOK」データベースより)


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