※本記事は2023年1月時点の情報に基づき作成しています
動画配信サービスって色々あるけど、
結局どれがいいの?
「何を観たいか」によって
オススメのサービスは違うよ
映画かな
私が実際に使ってみた中から
映画を観るのにオススメな動画配信サービスを紹介するね
2023年現在、数多くの動画配信サービスが存在し、どれを選べばよいのかわからないといった方も多いでしょう。
そこで今回は、年間300本以上の映画(主に洋画)を観ている筆者が実際に使ってみて感じた、各動画配信サービスの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
今回比較するのは、NETFLIX、Amazon prime video、U-NEXT、dTV、huluの5つのサービスです。
本記事内にはアフィリエイト広告のリンクも掲載しています。
調査や分析評価は当サイトが独自に行なったものであり、動画配信サービス各社は内容に一切関与していません。
本記事の内容はyoutubeでも紹介していますので、是非チェックしてみてください。
▼ NETFLIX
オリジナル作品が人気!世界最大級の動画配信サービス
▼ Amazon prime video
コスパ最強!初心者は迷ったらコレ
▼ U-NEXT
見放題作品数No.1!
▼ dTV
コスパ&タイパを実現!意外と知られていない穴場サービス
▼ hulu
日本テレビ系のドラマやバラエティが充実、海外ドラマにも強い
NETFLIX
オリジナル作品が人気!世界最大の動画配信サービス
基本情報
・月額 790円(税込)~
NETFLIXを5年以上愛用している筆者が
メリット・デメリットを解説します。
NETFLIXのメリット
▶ オリジナル作品の充実度
・有名監督や俳優を起用した“Netflixオリジナル作品”に力を入れており、ハリウッドのメジャースタジオに引けを取らないハイクオリティな作品が豊富に揃っています。
今では、毎年何本ものNETFLIXオリジナル作品がアカデミー賞にノミネートされています。
NETFLIX製作のアカデミー賞受賞作品
・ 「ROMA/ローマ(2018年)」
・ 「マリッジ・ストーリー(2019年)」
・ 「パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年)」
▶ 非ハリウッド作品が充実
世界190カ国以上でサービス展開するNETFLIXは、多様なジャンルや国の映画やドラマを配信しています。
日本に暮らしているとハリウッド映画以外の海外映画に触れる機会が限られるので、NETFLIXを通じて多様な国の文化に気軽にアクセスできるのは貴重ですね。
▶ 痒い所に手が届く!使いやすい機能が充実
<OP/EDスキップ機能>
ドラマやアニメなど毎回同じオープニングが流れる作品にはオープニングをスキップする機能があります。
時間が大幅に節約出来るので、効率よく動画を見たい方には必須の機能です。
<日本語字幕の表示>
外国語の作品に日本語字幕が付けられるのは当たり前ですが、NETFLIXでは日本の作品に日本語字幕が付けられます。
周囲が騒がしくて音が聞き取りづらい時、ぼそぼそした話し方をする時も、正確に内容を理解することが出来て、使ってみると意外と手放せなくなる便利な機能です。
この機能に対応しているのは現在のところ、NETFLIXとhulu(一部作品)のみです。
<TOP10リスト>
合計視聴時間を基準に選出されたNETFLIX内の人気作品が一目でわかるランキングです。
何を観るか迷ったらここから選ぶと簡単です。
▶ NETFLIXは英語学習に最適
・洋画や海外ドラマを見る際、普通は日本語もしくは英語など一種類の言語しか表示できませんが、
NETFLIXは日本語と英語の二種類の字幕を同時に表示することが出来ます。
▶ 毎年話題になるNETFLIXオリジナルの海外ドラマ
・「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や「愛の不時着」「ペーパー・ハウス」などNETFLIXでしか見ることが出来ないオリジナル作品が数多く揃っています。
NETFLIXは世界190カ国以上で利用されており、世界的なエンタメ界の最新トレンドを自ら作り出しています。
▶ 追加課金が不要
・ほとんどの動画配信サービスは「見放題 + レンタル」という料金体系で、作品によっては追加料金が発生します。
しかし、Netflixは「全作品見放題※」なので、月額料金以外の追加料金は一切かかりません!
※「広告付きベーシック」プランでは一部の作品が視聴できません
NETFLIXのデメリット
▶ NETFLIXオリジナル以外の映画が少ない
NETFLIXは作品数を公表していないため正確な比較は出来ないのですが、オリジナル作品以外の劇場公開作品の数は少ない印象です。
個人の感覚になってしまいますが、Amazon Prime Videoと同程度かもしかすると若干少ないくらいに感じます。
そのため、めぼしいオリジナル作品をあらかた観た後は、何を観ていいかわからない、観たい作品が無いというケースも。
▶ NETFLIXオリジナル作品は玉石混交
オリジナル作品が人気のNETFLIXですが、その内訳は莫大な製作費をかけた作品から低予算作品まで様々です。
数が多いので中にはイマイチな作品も…(特にドラマより映画は当たり外れが激しい傾向にあるように思います)。
自分好みの面白い作品を探すのに、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
▶ 料金プランが複雑
画質や同時に視聴できるユーザー数の違いなどによって4種類のプランに分けられています。
迷ったら990円のベーシックプランがおすすめです。
▼NETFLIXの料金プランについては、youtube動画にて詳しく解説しているので良ければご覧ください。
▶ エンドクレジットが観られない
映画またはTVシリーズの最終エピソードの視聴終了時には、クレジットは小さなウィンドウに最小化され、次に見る作品が表示されます。
ドラマやアニメを一気見する時には便利なのですが、映画の余韻に浸りたい時は邪魔な機能です。
NETFLIXはこんな人にオススメ!
・日本よりも海外の映画やドラマに興味がある
・古い名作映画よりも、映像の綺麗な新しい映画がいい
・世界のエンタメの最新トレンドが知りたい
・色々な国の映画が見たい
・話題の海外ドラマは押さえておきたい
Amazon Prime Video
コスパ最強!初心者は迷ったらコレ
基本情報
・月額料金 500円
アマプラ利用歴は1年ちょっと!
ネトフリ派だったけど、
アマプラはアマプラで良い面も◎
Amazonプライムビデオは、Amazonプライムの会員特典の1つです。
Amazon prime videoのメリット
▶ 広く浅いラインナップ
・クラシックな白黒映画から今年公開の最新作まで幅広い作品が見放題対象となっています。
筆者自身、見放題の作品数が少なそうというイメージを抱いていたのですが、実際に使ってみた感覚としては
「平日の夜や週末に映画を何本か観る程度ならこれで十分」です。
見放題作品はどんどん入れ替わっていくので、それほどこだわりがない方であれば「見たい映画がない」という状況には意外となりません。
▶ クラシック映画の充実度
・洋画、邦画を問わずアマプラはクラシック映画が充実しています。ただし、作品によっては画質が悪いものも少なくありません。
・例えば洋画だと、サイコスリラーの元祖「サイコ(1960年)」や「見知らぬ乗客(1951年)」などのヒッチコック作品や、「風と共に去りぬ」、「禁じられた遊び(1952年)」、100年前の無声ホラー映画「カリガリ博士(1920年)」など名作映画が見放題作品として多数ラインナップされています。
▶ 最新作の見放題配信が早い
長年NETFLIXを利用している私が驚いたのは、最新作が配信される早さです。
早いものだと劇場公開から約半年後には配信されます。
もちろん見放題対象で、追加料金は発生しません。
下記は一例です。
作品名 | 劇場公開(日本) | アマプラ配信開始 |
プロミシング・ヤング・ウーマン | 2021年7月 | 2022年5月 |
スパイダーマン・ノーウェイ・ホーム | 2022年1月 | 2022年8月 (独占見放題) |
シン・ウルトラマン | 2022年5月 | 2022年11月 (独占見放題) |
マイ・ブロークン・マリコ | 2022年9月 | 2023年1月 |
・ドラマ版ロード・オブ・ザ・リング(Amazonオリジナル)
▶ オリジナルのバラエティ作品が人気
・恋愛リアリティ番組バチェラー・シリーズや、松本人志さんのドキュメンタル・シリーズなどのオリジナルコンテンツが人気を集めています。
▶ 月額料金が安い
・月額500円(年額4900円)
・「お急ぎ便無料」など他にも特典あり
Amazon prime videoのデメリット
▶ 倍速機能がない
Amazon prime videoには、動画を1.2倍速や1.5倍速で見る機能がありません。
倍速視聴に慣れている方にとってはかなりのストレスとなります。
▶ 字幕と吹替えが別作品扱い
字幕作品と吹替作品が別々に表示されます。
吹替え版を見始めて、いまいち気に入らないので途中で字幕版に変更するといった見方が非常にしづらいです。
▶ 「吹替え版」がない作品が多い
メジャーな作品は『字幕版』と『吹替版』の2種類がありますが、少しマイナーな作品になると『字幕版』しか配信されていないケースが多々あります。
Amazon prime videoはこんな人にオススメ!
・映画を観るのは休みの日くらいで毎日じゃない
・利用料金をできるだけ抑えたい
・倍速機能がなくても気にならない
・洋画は字幕派だ
U-NEXT
見放題作品数No.1!
基本情報
・月額 2,189円(税込)
U-NEXTのメリット
▶ 作品数が多い!
名作からマイナー作品まで、洋画・邦画を問わず勢揃いしています。
映画ランキングに名前が挙がる作品はもちろんのこと、上映館数の少ない最新作の配信もあります。
見たい映画は大体ある!
あり過ぎて見る時間が…
▶ 独自コンテンツが弱い…?
作品数No.1を誇るU-NEXTですが、かつてはオリジナルコンテンツが無いのが弱点とされていました。
しかし、2021年に米ワーナーメディアと定額制動画配信サービスにおける独占パートナーシップ契約を締結。
「ゲーム・オブ・スローンズ」や「セックス・アンド・ザ・シティ」といった超有作を世に送り出している、アメリカの有料ケーブルテレビ局HBOと、ストリーミングサービスHBO Maxのドラマ・ドキュメンタリー作品が2021年4月からU-NEXTにて「独占配信」されています。
UNEXTで独占配信中の人気海外ドラマ
・ ウエスト・ワールド(2016年~)
・ チェルノ・ブイリ(2019年)
・ ツイン・ピークス(1990~1991年)
HBO製作の「シリコンバレー」という
海外ドラマ見たさにU-NEXT契約しました!
U-NEXTのデメリット
▶ 月額料金が他社に比べ高い
月額2,189円と、他社と比較すると月額料金が高いです。
レンタル店でBD・DVDを借りている人にとっては安く感じるでしょう。
高いから元を取らなきゃ…
という気持ちになりがち
▶ ポイントが使いきれない…?
U-NEXTの月額料金には、毎月1,200円分のポイントが含まれています。
ポイントの有効期限は付与された日から90日以内なので、人によっては期限内に使いきれないなんてことも…。
<ポイントの使い道>
・有料作品のレンタル(新作700~600P、旧作300~400Pくらい)
・映画館チケットへの交換(1500P)
・電子書籍の購入
UNEXTはこんな人にオススメ!
・マイナーな映画が好き
・月に1度は映画館へ行く
・料金は気にしない
・ゲーム・オブ・スローンズが見たい
dTV
コスパ&タイパを両立した穴場サービス
基本情報
・月額 550円(税込)
まだ使い始めて2か月だけど
今のところめちゃいい!
dTVのメリット
▶ NETFLIXやアマプラとあまり被らない
作品数ほどそれほど多くありませんが、NETFLIXやアマプラ、時にはU-NEXTにもない作品が配信されている印象です。
例えばですが、ジョーダン・ピール監督の話題ホラー「アス(2019年)」、「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年)」「マーウェン(2018年)」がdTVで観られました。
特に「ビバリウム(2019年)」と「ミナリ(2020)」はU-NEXTにも無かったのでdTVで見つけた時は嬉しかったです。
セレクトの好みが合えば550円でこんなにマイナー作品が観られるのは助かりますね。
ネトフリorアマプラにプラスで
dTVを契約するのもアリ!
▶ 倍速機能付き
コスパ最強と言われるアマプラには倍速機能がありませんが、dTVはボタン一つで再生速度を1.2倍、1.5倍に変更することが出来ます。
月額料金を出来るだけ抑えつつ、タイムパフォーマンスも実現させたい人にとってはまさに最適なサービスではないでしょうか。
▶ そのほか
・テレビアニメ「名探偵コナン」を全話配信
・韓国ドラマが充実(作品数はU-NEXTに次いで2位)
・avexと提携しているので音楽ライブが充実
dTVのデメリット
▶ 最新の映画が見放題のラインナップにない
dTVでは「制作年」で作品検索が出来るのですが、例えば、2023年2月時点で一番新しいと思われる映画は、邦画が2021年の作品、洋画が2020年の作品です。
アマプラのように今年公開された映画が約半年後には見放題対象になる…といったことは期待できません。
▶ 古い映画がない
dTVの見放題作品のラインナップは古くても90年代で、それ以前の映画はほぼありません。
筆者が確認できた限りでは、白黒のクラシック映画は1本もありませんでした。
▶ 配信作品の入れ替わりが激しい
・基本的にどの動画配信サービスも作品の入れ替わりはありますが、dTVは特にそのペースが激しい印象を受けました。
配信終了が近い作品から優先して視聴するなどの工夫が必要です。
あまり気分じゃないのに
もうすぐ配信終了だから…と言う理由で見ざるを得ない
dTVはこんな人にオススメ!
・月額料金を押さえつつ倍速機能は譲れない
・アマプラorNETFLIXを契約しており、他のサービスも追加したい
hulu
日本テレビ系のドラマやバラエティが充実、海外ドラマにも強い
基本情報
・月額 1,026円(税込)
huluは無料お試し期間だけで
解約してしまいました…
huluのメリット
▶ 邦画が比較的充実
最近の映画から「三匹の侍」のような松竹時代劇や釣りバカ日誌シリーズ、白黒映画まで幅広く揃っています。
また、
バカリズムさん脚本の「架空OL日記」など、huluのみで配信されている作品もあります。
▶ 日テレ系ドラマのスピンオフ配信
日本テレビHD傘下のhuluは、人気テレビ番組のスピンオフなど放送と連動したコンテンツに力を入れています。
huluのデメリット
▶ 洋画が少ない
今回紹介した5社の中でおそらく最も洋画のラインナップが少ないです。
また、洋画の「吹替え版」も他社に比べ少ないように感じましたので、洋画を吹替え(日本語音声)で鑑賞したい人にはあまりオススメできません。
▶ 海外ドラマが少なくなった
少し前までは、海外ドラマを見るなら「hulu」とも言われていましたが、FOX系がDisney+へ、HBO系がU-NEXTへ移ってしまったため、huluでは最新の話題作ドラマがほとんど見られなくなってしまいました。
hulu独占配信の人気海外ドラマ
・ ハンドメイズ・テイル/侍女の物語(2018年~)
・ Dr.HOUSE/ドクター・ハウス(2004~2012年)
・ グッド・ワイフ 彼女の評決(2009年~)
huluはこんな人にオススメ
・映画は邦画派!でもU-NEXTは高い
・日テレ系のテレビドラマも好き
まとめ
いつでも好きな時に、好きなだけ映画を観られる素晴らしい時代になりました。
「入りっぱなし」は危険!定期的に見直しをしよう